ついに到着
バタバタの中での出発でしたが、無事飛行機に乗り、定刻より少し遅れてサンディエゴに到着しました。
2転3転したスケジュールにもかかわらず「この際できるかぎりお付き合いします」と言ってくれたMayさんが、お忙しいなか空港まで迎えに来てくれました。Mayさんの都合がつかない場合は、UberかLiftを使うつもりでした。広い敷地のアパートでちゃんとセルフチェックインできるか心配だったので、部屋に入るまでついてきてもらいました。
歩いてスーパーへ
到着後は、歩いて20分くらいかかるWhole Foods Marketへ行ってデリで夕飯をすませました。翌朝は一番近いスーパーのVONSまで歩いていき、焼きたてベーグルを買いました。スーパーのセルフチェックはそれほど難しくはないです。
Googleマップを使うのは日本と同じです。むしろ大活躍します。Whole Foods Marketは高くて有名なオーガニックスーパーですが、私はここの匂いと雰囲気が好きです。
当面必要な食べ物や飲み物などはなんとかそろえました。が、水だけは重いのでAmazonで注文しました。
Whole Foods Marketがあるエリアの道をはさんだ向い側にはTRADER JOE’SやRalfsなどもあります。もちろんこれらのスーパーへはバスを利用することもできます。待つのが面倒なときもあるので、大量に買物したらUberで帰るのもいいかもしれません。さらにUberイーツを利用すれば飲食品や日用品もデリバリーしてくれるので、スーパーでの買い物に興味がなければ、それですませるのもありかと思います。もちろん車があるのが一番便利で自由ですが、短期の滞在ならなしでも住めるという印象です。
到着翌日の昼ごはんは、ルームメイトのトルコ人のセナが、パスタあるから食べてと言ってくれたので、ありがたくいただきました。
初登校
セナは26歳のトルコ人、UCSD Extended Studiesのアカデミック英語8wを受講していて、1か月前に来たということでした。細かい気づかいをしてくれる穏やかな女子で、なんにもわからない私に親切丁寧にいろいろ教えてくれました。さらに、到着3日後のオリエンテーションの日には、私に合わせて30分早く家を出て、一緒にバスで学校まで連れて行ってくれました。
バスに乗るには、PRONTという日本でいう交通系ICカードが便利です。カードもありますが、ほとんどの人がアプリです。私は72ドルの1か月パスを購入しました。これでトロリーにも乗れます。
初日のオリエンテーションは、オンライン学習システムCANVASの説明、保険やビザの説明、キャンパスツアーなど。この日に知り合いになったのはほとんどが日本人で、18歳の男子3人、社会人の男子2人、それからメキシコ人の17歳女子でした。自分の子どもより年齢が下の子たちがほとんどなのも事実ですが…。
実はこの日の夕方、ぺトコパークで野球を観戦しました。日本中がWBCで盛り上がっていた頃に無謀にもサンディエゴ対エンジェルスのチケットを購入していました。試合日までには一緒に行ける人を見つけている予定だったのですが、いろいろ変更して友達を作る暇がなかったので、野球のルールさえ知らないセナを誘って行くことにしました。
Extensionのスタッフ窓口で、球場までの行き方などアドバイスをもらいました。バックパックは球場に持ち込めないのですが、このトートバックは大丈夫?など尋ねてみました。教えてもらったとおりにトロリーでダウンタウンまで行って、めでたく大谷さんの活躍を拝むことができました。
この窓口、困ったらとりあえず尋ねてみると教えてくれたり一緒に考えてくれるので、その後も時々お世話になっています。
クラス変わろうかなぁ…
独立記念日の休日をはさんで、クラスが始まりました。ビジネス英語の先生は日本にも滞在したことがあるケビン、クラスメートはブラジル人3人、中国人4人(のちに1人減)、日本人は私を入れて3人。これから新規事業を立ち上げるという仮想のプロジェクトを進めるために3つにグループ分けされました。
このグループの最初の話し合いで私はメンバーとの意思疎通に苦労して、このクラスは私にはハードルが高いのかも…クラス変わろうかな…と先生にメールで相談しました。が、「大丈夫だからがんばれ」と励まされたのと、翌日の選択クラスがとてもよかったので、変わらないことにしました。結果的には残ってよかったのですが、今思えば私もクラスメイトも睡眠不足でぼんやりしていたことが、話し合いに苦労した大きな理由だったのではと思います。
夜眠れない…
時差ボケにはとても悩まされました。クラス開始前に余裕をもって来ることができなかった事情で徐々に慣れることができず、2、3日は全く眠れませんでした。昼間は眠くても起きていて、夜にベッドに入る。それが鉄則なんでしょうが、午後から夕方くらいに少し眠くなるのを我慢したのに、夜にベッドに入っても全く眠れないのです。3時…4時…になってやっと眠れたかもと思ったらもう起きる時間。ヒーリングの音楽を聞いたり、あったかいアイマスクをしてみたりしましたが全然効果なし。きついですーとMayさんにメールしたりしてやり過ごしました。
それが、ちょうど1週間経った金曜日に急にこちらの生活リズムにピタッと合ってきました。過ぎてしまえば何ということもない時差ボケですが、渦中は、眠れないベッドの中で「明日は絶対スチューデントヘルスサービスに睡眠薬をもらいに行こう」などと悶々としていました。
最初の週末
友達になった日本人の1人が車を出してくれて、ダウンタウンに行きました。実は先生にコミコンがあるよと言われて行こう!となったんですが、先生の勘違いでコミコンは2週間後。気を取り直してダウンタウンを歩き、リトルイタリーで食事し、コロナドをまわって帰りました。
クラスの短期滞在の若者たちは、ビーチやらロサンゼルスやら射撃やらティファナやら忙しそうに出かけていますが、まぁ私はゆっくりここの生活に慣れながら、そのうち出かけようと思っているところです。