こんにちは。UCSD Extension (UCサンディエゴエクステンション)に2018年9月から通っているYuyaです。
今回の記事では、実際にUCSDに社会人留学中の私が現地の大学の授業の様子などを紹介します。
UCSD Extensionとは
UCSD
Extensionとは、カリフォルニア大学サンディエゴ校が、現地で働く社会人向けに様々な分野の専門科目を提供をしている専門教育機関となります。日本人を含む外国人留学生はビジネス系のプログラムをフルタイムの留学生として受講することが可能です。基本的には現地で働く社会人向けの専門教育機関となりますので、原則日本で一定の職歴があることが入学の条件となります。比較的短期間で海外でのスキルアップを目指したい方や語学学校以外に通いたい社会人の方におすすめなプログラムです。
何を勉強できるの?
US San
Diegoでは、ビジネス系全般を幅広く学べるビジネスマネジメント(6ヶ月または9ヶ月間)、プロジェクトマネジメントとリーンシックスシグマグリーンベルト取得に特化したプロジェクトマネジメント(6ヶ月間)、デジタルマーケティングやビジネスアナリティクス等の専門科目(各3ヶ月間)から自分の興味に応じてプログラムを選択可能です。また、ビジネスマネジメントまたは短期間のコースの組み合わせで連続9ヶ月間(3クオーター)を修了するとOPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)として、最長1年間アメリカでフルタイムとして就労が可能になりますので、アメリカでの就労の第一歩として通っている留学生も多くいます。
授業の様子(プロジェクトマネジメントの場合)
私はProject Management with Lean Six Sigma Green Belt(プロジェクトマネジメント)をつい先日修了したので、その授業の様子をご紹介します。(一部はその他のプログラムとも共通する点が多いかと思います。)
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どんな科目があるの?
プロジェクトマネジメントでは、PMBOKに準拠したプロジェクトマネジメント基礎科目と、リーダーシップに関する科目が必修科目となっており、2クオーター目は選択科目として、自分の興味関心に応じて授業を履修可能です。また、Lean Six Sigma Green
Beltでは教室での講義に加え、地元の社会人受講生の職場のプロジェクトに参画し、講義で学習した内容を実際のプロジェクトで活用する貴重な機会が得られます。(プロジェクトマネジメントプログラムの各科目の詳細は今後の別記事でご紹介します。)
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授業の人数や日本人の割合は?
科目によって異なりますが、現地の社会人も含め20名~30名程度となります。そのうち私含め留学生は8名(うち日本人2名)です。プロジェクトマネジメントは日本人の割合が少ない傾向にあるようです。
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具体的にどんな内容の授業なの?
どの講師の授業でも授業中にグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションの機会があり、座っているだけといった授業はほぼありません。また授業中のグループワークに加え、グループプロジェクトとしてグループ単位で課題が与えられるため、土日にメンバーの家やカフェに集まってミーティングをしたり、ビデオカンファレンスでバーチャルに課題を進めたりする機会が頻繁にあります。
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宿題は?
宿題の難易度、量ともに講師によってまちまちですが、アメリカ人の社会人向けに開講されているプログラムなので、教科書を読む範囲が非常に広く非ネイティブの学生にとってはチャレンジングです。また、グループプロジェクトにおいても英語力の面で苦労することが多いです。
プログラムを通して得られたこと
プロジェクトマネジメントのプログラムを通して得られたことは、プロジェクトマネジメントに関する専門知識やLean Six Sigma Green
Beltの認定はもちろんですが、それ以外にも、現地のビジネスプロフェッショナルとの交流の機会やコネクション(有名な企業で活躍されている方も多数)、リーダーシップ系の授業で得られた自分の適性の理解、英語のプレゼンにも自信を持って望めるようになったこと、英語で学ぶことによる英語力のブラッシュアップ(まだまだですが…)など、得られたことは期待以上に大きいです。
UCSD Extensionへの留学を迷われている方は思い切って一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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