こんにちは!留学ONEのMです。今日は日本の中学校の英語教師のYukaさんのTEFL留学の感想文をご紹介いたします。日本に戻ってからもすぐに実践できる英語教授法が学べたと高い評価をいただきました。
私は長期留学をしたことがなく、いつか海外留学をしてみたいという思いをずっと持っていました。日本の中学校で4年間英語教員として働き、初めての卒業生を出したタイミングでアメリカに留学をすることを決心しました。大学で教員免許を取得し、大学院でも英語教育を専攻していたので理論や方法論についての知識はありましたが、それを自分が教えている目の前の生徒にどう実践に活用していくかがなかなか難しいと感じることもありました。教員経験をある程度積んだ後、改めて英語教育を学べば学生のときとは違った視点を持って学べるのではないかと考えました。
UCSD Extensionで3か月間のTEFL certificate program と6か月間のprofessional programを受講しましたが、どの授業はとても実践的でレッスンプランの作成や模擬授業の機会がたくさんありました。「英語で英語を教える」ということにも自信をつけることができました。授業は講義を聞くだけという受動的なものは最小限で、小グループでのディスカッションやブレインストーミングなどを通して英語のスピーキング力や創造性を鍛えられたなと感じています。また、少人数であるため先生たちも生徒一人一人を手厚く指導してくださり、レッスンプランやエッセイ、模擬授業などへのフィードバックもきめ細かく、本当に質が高く有意義なものでした。またTEFLの熱心な先生からは英語教授法の知識だけでなく、教師として生徒の成長をサポートするためにどのような姿勢で指導するかという、教師としてとても大切なことも学べました。ライティング、リーディング、スピーキング、リスニングの各技能についての授業では、フレームワーク(授業の組み立て方)を学び、実践に活かせる内容ばかりで本当に勉強になりました。日本では「とりあえず教科書の内容を生徒に教えきって1年間で終わらせる」ということが目標になってしまいがちですが、本当に大切なのは「生徒にどんな力をつけたいか」を考え、それに向かって授業を作っていくということが大切だということに改めて気づくことができました。教員経験があると、実際の生徒を想像しながらレッスンプランを作成できるので、授業の課題でも、「現場に戻ったら使える教材」を意識して作るようにしていました。クオーター間の休み期間には、日本の中学校で英語の教師をしている姉のために、私がTEFLで学んだことを基に中学校2年生向けにライティングのレッスンプランとワークシート(7枚!)を作成したのですが、私の作ったものを授業でそのまま使うことができ、生徒の書いた英作文の質もとても高かったととても驚き、喜ばれました。日本に帰ったらTEFL programで学んだことを、日本の英語教育の現場に合わせてどのように応用し活用していくかを考え、最大限に活かしたいと思います。
。
コメントを残す