
OPTについて説明します。OPTとはOptional Practical Trainingの略で、アメリカで働きたい人にとって魅力ある制度です。
知っておきたい!OPT (Optional Practical Training) 基本情報
・OPT期間中の学生ビザ(F-1)保持者は職業トレーニングとして
合法的に働く権利が与えられる。
・アメリカの教育機関で英語以外の科目を
フルタイムで9ヶ月以上学んだ人に与えられる
・仕事の内容が学校での専門と一致している必要がある
・OPT期間は12ヶ月。理系を学んだ方は17ヶ月の延長ができる (STEM extension)
STEM Degree= Science, Technology, Engineering or
Mathematics
・OPTステータス保持にはフルタイム・パートタイム・自営業・ボランティア・インターン
などが適用される(必ずしも収入がなくてもよい!)。
詳しくは米国移民局(USCIS)のページ参照
UCSDエクステンションの場合、ビジネスマネジメント・ビジネスエッセンシャル・TEFLコースプログラムにてOPTが取得できます。
OPTのメリット
・卒業後アメリカで職務経験が積める
・アメリカで長期で働きたい人はOPT期間を雇用先での試用期間に充て
就労ビザをサポートしてもらう足がかりを作ることができる
その他、OPTで知っておきたいこと
・仕事を始めた、辞めた、変更したなどの連絡を10日以内に行う義務がある
・卒業後、EADカードが届くまでは国外に出られない(再入国できない)
・OPT申請は卒業前90日~卒業後60日の期間中に行わないといけない。
・OPT申請してから承認・EADカードが届くまでに1~3ヶ月かかる。
・OPT開始日は申請時に決定しなければならない。卒業後60日以内が開始日。
→仕事面接期間・一時帰国などの休暇も考慮した上で決めること
・1年間のOPT期間中、仕事をしていない期間は90日まで許される。
(Grace Periodと呼ばれています)
・1回目のOPT後、さらに上のレベルの教育を1年以上受ければ再度OPT申請可能。
つまり、アメリカに出来るだけ長く滞在したい方の場合は、卒業後60日ぎりぎりのところをOPT開始日として申請すればよいですね。
例えば、3月1日卒業の方の場合、5月1日を開始日にすれば、翌年の4月30日がOPT期限となります。
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