コース名:Business Decision Making
受講期間:2Q
対象:全専攻
【コース概要】ビジネスを戦略的に考え、フレームワークに基づいて意思決定する方法を学びます。
MBA卒でMBAでも教鞭を執る先生が教える、MBAでも頻繁になされるケーススタディを用いたクラスです。ケーススタディは「ハーバードビジネスレビュー」等で紹介されている有名企業のビジネス戦略記事が毎週与えられ、内容を理解したうえで、複数の問いに対してフレームワークに基づいて答えを出し、グループでプレゼンを行います。
授業で取り上げられた例として、サウスウェスト航空、コンピュータのDell、ウォルマート、投資会社のEdward Jones、GEなど多数ありますが、ここではナパバレーの有名ワイナリーRobert Mondaviのケースをご紹介します。同社のワインは一般スーパーでも売られており、価格も手頃のものも揃っており、味もよいことで評判のワインメーカーです。
ハーバードビジネスレビュー
“Robert
Mondavi and The Wine Industry” (全32ページ)
問い:
Q1. The structure of the wine industry
Q2. How attractive is the wine industry?
Q3. Why do large firms enter the premium wine business?
Q4. Mondavi’s current position and future strategy
この回ではケーススタディの課題の前に、Porter’s 5
Forcesという分析フレームワークを学んでいたので、これを利用してワイナリーのポジションや将来性を分析・発表しました。
先生がよい分析であったと評価したグループのサマリーをご紹介します(こちら)。
ビジネススクール並みの内容で、リアルで実践的な内容が学べたビジネスマネジメントのコースでした。
(追記)
講師はクォーターごとに変更になる可能性がありますが、「フレームワークを実際に使って分析できるようになる」という授業目標は同じだと思います。
あるクォーターではFive Force, SWOT, Competitive Strength Assessmentなどの概要を学んだのち、有名企業(TOYOTA, Walmar, Virgin
Airplinesなど)の事例を授業で解説、その後フレームワークを自分で使ってペーパーを書くという流れだったそうです。
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