「紹介されたホストファミリーがスペイン語ばかりしゃべるんです。」Kさん(女性)から最初にメッセージをいただいたのは今から1年くらい前のことでした。
英語を話す家庭を希望していたにもかかわらず、家族の会話はスペイン語、テレビ放送もスペイン語という家庭だったそう。カリフォルニアはスペイン語も公用語で、スペイン語ができると仕事でも生活でもメリットがあるのでラッキーとも取れるのですが、Kさんはあくまで英語とビジネスを学びにきていたので想定外だったようです。
さらにあまり裕福な家庭でないためか、食事のときの紙ナプキンも1枚を半分に破って2人で使うような生活。留学Oneに連絡があったのはそのホームスティ先で数週間過ごしたあとです。
幸いにもホストファミリーに空きがあったので「さっそく見学に行ってみませんか?」とお返事して、一緒にホームスティ見学に行きました。結果とても気に入ってもらえて、その日はせっかくお会いしたので帰りにカフェでおしゃべりして、その週末、ご紹介した家庭に引越しされました。
それからKさんは1年近くこの家庭にスティして、もちろん他人の家庭にお邪魔する立場なのでいろいろあったとは思いますが、今ではすっかりファミリーの一員になっていました。
Kさんはアメリカで働きたいという希望があり渡米されていました。日本ではマネジャークラスではないものの外資系銀行など幅広い分野で経験があります。
先月Kさんとお会いしたとき、とても落ち込んでいました。4ヶ月前にビジネスマネジメントコースを卒業し、その後仕事を探していたようですが、いろんな求人で面接にたどりつくものの、なかなか内定まで行かない、もうダメかもしれないと焦っているようでした。
KさんにはOPTは1年間なので時間はたっぷりあるから焦らなくてよいこと、今こそ粘り強く自信をもって頑張るときだということ、就労ビザをサポートしてくれる会社の仕事に狙いを定めること、会社が求めている人材像を意識して情熱をもってアピールをすることなどを伝えました。
そして今日、Kさんから「ケンタッキーに行きます」と連絡がありました。2次面接を経て内定が出て受諾したそうです。希望だった就労ビザも出してくれる会社でベネフィットもよいのだそうです。最初は自分の希望する職種と違うところからスタートするかもしれませんが、会社がKさんの長所や強みが分かれば、きっとこれからいろんな仕事が依頼されてくると思います。
R1メンバー、本当にみなさん優秀です。ケンタッキーに出発する前にもう一度Kさんに会って、おめでとうと言うのを楽しみにしています。Kさん、本当におめでとうございます。これからのご活躍も応援しています。
Kさんの就職するケンタッキー州について調査しました。記事はこちらから。
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